こんにちは、カウンセラーのあっちょこと申します。
あなたは、自分のことが好きですか。
以前のわたしは、自分のことはあまり好きではありませんでした。
- いつも周りの人と比べてしまい落ち込む
- 自分の気持ちがよくわからない
- 完璧主義で出来ない自分にイライラ
このように、自分の嫌なところやコンプレックスが気なり、自分のことは、あまり好きじゃないという方も多いのかなと思います。
そんなあなたに向けて、ネガティブなところと向き合って、今よりも自分のことを好きになる自己肯定感をあげる3つの方法をお伝えします。
コンプレックスもすべて受け入れる
自己肯定感をアップするためには、どんな自分でも受け入れるということが大切です。
ポイントは、どんな自分でもということです。
本やネットの中には、自分のことを褒めるという方法や、良いところを見つけるという方法の情報があります。
もちろん間違いではなく、自己肯定感を高めるには、自分のことを褒めるや長所を見つけるということは大切です。
ただ、それだけだと少しポジティブに偏ってしまいます。
以前の私は、コンプレックスに蓋をして見ないようにして、何かの本に書いてあった通りに、とりあえず自分のことを褒めたり励ましたりしていました。
本に書いてあったことを実践してみたんですが……。
結果はどうかというと、一時的には効果があったのかもしれませんが、すぐにその効果は薄れていきました。
なんだか噓っぽく感じたというか、虚しかったです。
なので、ポジティブな方だけをみても、根本的な解決にならないというか、自己肯定感がアップし続けるということは、難しいのかなと感じています。
ただ、自分を責めたり否定したりが続いて落ち込んでしまう時は、逆にネガティブに偏りすぎてしまっているので、そういう場合は自分のことを褒めてみましょう。
自分の嫌いな部分やコンプレックスを、見てみないふりをしたり周りに隠そうとすると、そのネガティブな部分を無意識のうちに否定していることになります。
もしかすると、気づいていないのはあなただけで、あなたがネガティブと感じている部分も、ほかの人からすると魅力や才能かもしれません。
どのあなたも魅力的で素敵なんです。
「これが私」と、どんな自分もまるっと受け入れましょう。
ネガティブな感情を否定しない

怒りや悲しみ、嫉妬などのネガティブな感情を持ってもいいんだと、自分に許可することが大切です。
私は、誰かや何かにイライラしても、こんなことで怒るなんてダメだとか器が小さいと感情を抑えていました。
忍耐力があるとか、ガマン強いなどの良い面もあるかもしれませんが、感情のコントロールも出来ない大人げないダメな自分と、責めたり否定したりしていました。
怒りの感情のままに、人やモノに当たるのは良くないことですが、人生の中で、いろんな出来事があって喜怒哀楽があるのは当たり前のことなのに、楽しい嬉しい感情は良く、怒りや悲しみは悪いという判断を勝手にしていました。
誰にだって体調や機嫌がよくないときもあるし、理不尽なことに怒りを覚えることも。
時には、誰かに羨ましいと嫉妬することだってあります。
それなのに、あまりにもその感情を隠したり出さずにいると、自分の気持ちがわからなくなったり、ストレスがたまり心や身体に不調がでてしまうということも。
「今、イライラしたんだね」「悲しかったんだね」と友人を励ますように、そっと自分の気持ちに寄りそってあげましょう。
何もしなくても大丈夫。ただ、その感情を受け入れましょう。
モヤモヤした気持ちと向き合う
だれかの言動に、なんだかモヤモヤするということはありませんか。
その一見ネガティブに感じるモヤモヤとした感情の中には、実はあなたの本音が隠れています。
なんて表現したらいいのかわからないけど、どこか引っかかる感じがしたら、自分の本当の気持ちに気づけるチャンスです。
この機会に、自分自身とゆっくり向き合ってみましょう。
自分の気持ちと向き合うのって、精神的に大変なこともあります。
なぜなら、隠れていたドロドロとした、自分の嫌なところや最低な部分が見えてしまうかもしれないからです。
ですが、ネガティブな感情と向き合うことは自分を否定しないで、自己肯定感をアップするためにも大切なことなんです。
なので、モヤモヤしたら本音に気づくチャンスかもと捉えて、この気持ちって何だろうと向き合ってみてくださいね。
まとめ
今回は、自己肯定感をあげるために必要な、ネガティブとの上手なつきあい方を3つお伝えしました。
- コンプレックスもすべて受け入れる
- ネガティブな感情を否定しない
- モヤモヤした気持ちと向き合う
ネガティブは良くないと決めつけてしまうのではなく、受け入れることが出来ていくと、自分にも周りの人たちにも優しくなっていきます。
完璧な人っていないですよね。
未完成で未完全だからこそ、人間って素晴らしいのかなと思います。
嫌なところも短所もあるけど、これが私なんだと、ありのままの自分を愛してみてくださいね。